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新政会議員団の上田秀男でございます。
討論に入るに先立ちまして、議長のお許しをいただきまして、新政会議員団を代表して、一言お悔やみを申し上げたいと存じます。
最近、子供を中心とした残酷な事件が続発している中で、去る12月10日、宇治市において起こりました憎しむべき事件によりまして、そのとうとく無垢なる命を奪われました堀本紗也乃さんの御冥福を心からお祈りするものでございます。また、残されました御遺族の方々の御心中を察しますときに、余りあるものがあり、衷心からお悔やみを申し上げ、哀悼の誠をささげるものでございます。二度と再び、このような理不尽な事件が起こることのない京都府社会を築くことの誓いと行動を御霊前にささげるものでございます。
それでは、議員団を代表いたしまして、ただいま議題となっております平成17年12月定例府議会に提案されました平成17年度一般会計及び特別会計補正予算を初めとする、すべての議案に賛成の立場で討論を行います。
まず、平成16年度一般会計及び特別会計の決算についてであります。
府税収入が依然として回復しない中、国の財政危機を背景とした地方交付税等の大幅な減額など極めて厳しい財政状況の中で、職員定数の削減や給与抑制など徹底した内部改革、施策の積極的な見直しなど、行財政改革に取り組まれ予算を執行されました。そして、台風23号災害対策等の緊急課題や「人がいき、産業が活き、自然が生きる『人・間中心』の京都府社会」を築いていくための施策には、積極的に対応され、やむを得ず生ずる収支不足を補うために、臨時的に基金を取り崩すとともに財政健全化債の発行などによりまして財源を確保し、収支のバランスを確保されました。その結果、平成16年度一般会計の決算規模は、台風23号の襲来により6年ぶりに前年度を上回り、また実質収支は昭和52年度以降、28年連続黒字となり、単年度収支におきましても、連続の黒字決算を打たれたところでございまして、その予算執行について、山田知事の行財政運営手腕を高く評価し、御尽力に深く敬意を表し、決算認定議案すべてについて賛成をするものでございます。
次に、今期本会議に提案されました議案関係についてであります。
まず、補正予算につきましては、府立医科大学外来診療棟等建設関連事業費につきましては、府民の健康を守る拠点としての役割を担う府立医科大学病院の老朽化に対する外来診療棟等の整備に向けた仮移転のための準備工事であり、こども発達支援センター診療体制充実強化費につきましては、初診待機期間の短縮に向けた診療体制の充実・強化のため、小児科医を初めとする専門スタッフの増員に対する予算、さらに、知事、府議会議員補欠選挙費などの補正予算でございまして、必要不可欠な予算であります。
次に、条例など議決案件についてでございます。
京都府地球温暖化対策条例につきましては、府民総参加のもとで地球温暖化防止の取り組みを総合的・計画的に推進していくための条例でございまして、京都議定書発効の地として議決を期すべきであります。
京都府食の安心・安全推進条例につきましては、BSEを初め食品の安全性をめぐる事象が発生している現状にかんがみて、生産から消費に至る食の安心・安全確保の取り組みを府民全体で総合的に推進していくための条例であり、府民の健康の保護が最も重要であるという基本認識のもとに、一刻の猶予もなく、即刻成立を期すべき条例でございます。
さらに、京都府迷惑行為防止条例の一部改正案につきましては、風俗店の客引き行為や客待ち行為を規制するとともに、悪意の感情によるつきまとい行為等に対する規制を新たに創設し、京都のよさ、情緒を守り、府民の平穏な生活を確保しようとするものであり、一部改正を賛成するところでございます。
その他、すべての議案は、京都府政の推進に必要な議案であり、賛成するものでございます。
さて、先ほど山田啓二知事から、来年4月の来るべき知事選挙に向け力強い出馬表明を伺ったところでございますが、その決意に対して、多くの府民とともに深い敬意を表するものでございます。
山田知事が就任された4年前を振り返りますと、景気が低迷し、失業や倒産が増加し、将来について漠然とした悲観的な見方が強調される一方、新たな地方分権の扉を開き、地方の力量が真に問われ始めた時期であったと記憶しております。そのようなとき、新しい知事の手腕により、厳しい社会情勢を乗り切らなければならないという府政に課せられた命題に対して、良識ある府民が下した決断が山田府政の選択でありました。
そして、府民からの大なる負託に対しまして、山田知事は卓越した行政手腕を余すことなく発揮され、財政問題、少子・高齢化への対応、雇用対策、治安対策等を初めとするさまざまな課題に積極かつ果敢に対応され、今日を迎えられました。そのことをまずもって高く評価するものであります。
さらには、京都府の行政システムの改革についても抜群の力を発揮されたところでございます。徹底した現地・現場主義に基づく課題対応型の府政推進、大胆な行財政改革による財政健全化、府民発・府民参画・府民協働の確立等、まさに府政の将来を見据え、継続的発展を確実なものとするための行政システムの再構築を強力なリーダーシップにより断行されたとの思いを強く持っております。
また、鳥インフルエンザ、あるいはSARS問題、台風23号災害など、たび重なる危機的事態に直面したときの知事の渾身の力を込めた対応につきましては、そのさっそうたる姿と重ね合わせて、特に多くの府民から大いなる信頼が寄せられたところでございます。
山田知事におかれましては、新たに始まる来年4月からの4年間が真の地方分権時代における行財政改革や新京都府総合計画の総仕上げと、極めて重要な時局にありますことから、一人一人が生き生きと暮らせる社会の実現と264万京都府民の暮らしの安心と安全の確保のために、お体に十分留意されまして、再度の御奮闘を期待するものであります。
我々新政会といたしましても、山田府政の継続・発展による京都府の発展を願い、府民の安心と安全を筆頭とした多くの府民の声を生かすため、御支援願う各政党の皆様方はもちろんのこと、超党派の多くの府民の皆様の御協力も得ながら、山田府政の再選による京都府発展のために、木村団長を中心として全精魂をもって御支援することをお誓い申し上げます。
さて、平成17年も暮れようといたしておりますが、ことしは、国内では愛知万博の開催、紀宮様の御婚儀等まことにうれしい出来事がありましたが、JR福知山線での史上最悪の死者107名に及ぶ事故、さらにアスベストによる健康被害、耐震偽造事件など、国外では超大型ハリケーンによる米南部での100万人の避難命令、11兆円にも及ぶ大災害、パキスタン北東部の大地震による2万人以上の死者など、内外ともに悲惨な事故・事件・災害が多発した年となりました。来るべき年が、まずは我が国のみならず世界的に安全・安心な年でありますことを心からお祈りいたしますとともに、今後、京都府政のますますの御発展をお祈り申し上げ、私の賛成討論といたします。
御清聴まことにありがとうございました。
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